山形あるまブラック醤油、その誕生と発展の軌跡
現在、あるます〜ぷの看板メニューのひとつとして親しまれている「山形あるまブラック醤油」。
今では「山形ブラック醤油」という名前を目にする機会も増えましたが、その始まりは、あるます〜ぷがオープンした2013年までさかのぼります。
今回は、「山形あるまブラック醤油」がどのように誕生し、現在の形へと進化してきたのか。その歴史をご紹介します。
すべての始まりは、2013年10月4日
あるます〜ぷは、2013年10月4日にオープンしました。
当時のメニューは、わずか4種類。
・ブラック醤油
・ブラック醤油チャーシュー
・クリスタル醤油
・クリスタル醤油チャーシュー
現在と比べると非常にシンプルなメニュー構成でしたが、その中心にあったのが、現在の「山形あるまブラック醤油」の原点となる「ブラック醤油」でした。
「富山ブラックの真似では?」という声
2013年当時、山形では黒い醤油ラーメンそのものがまだ珍しい存在でした。
そのため、「富山ブラックを真似したラーメンなのではないか」という声をいただくこともありました。
しかし、あるます〜ぷのブラック醤油は、富山ブラックとはまったく別の発想から生まれた完全オリジナルの一杯です。
スープ、醤油、具材、そして味の組み立てまで、山形で自分たちがおいしいと思う醤油ラーメンを追求する中から生まれました。
※富山ブラックを否定したり、批判したりする意図は一切ありません。富山ブラックは、長い歴史の中で独自のブランドを確立している素晴らしいご当地ラーメンです。
「ラーメンにレモンは邪道」と言われた時代
もうひとつ、当時大きな反応があったのが、ブラック醤油に添えた「レモン」です。
今でこそ、ラーメンに柑橘類を合わせるスタイルも珍しくなくなりましたが、当時は、
「ラーメンにレモンなんて邪道だ」
といった声も少なくありませんでした。
それでも、濃厚な醤油の風味にレモンの酸味を合わせることで、後味をすっきりさせ、最後までおいしく食べてもらう。
その組み合わせも含めて、私たちが考えた「ブラック醤油」の味でした。
周囲からさまざまな意見をいただきながらも、自分たちの味を信じ、少しずつその魅力を伝え続けてきました。
2017年、「山形ブラック醤油」という名前へ
大きな転機となったのが、2017年2月17日。
フードジャーナリストの、はんつ遠藤氏に取材していただいたことでした。
その際、
「山形ではこれほど珍しいブラック醤油なのだから、もっと早く『山形ブラック醤油』と名乗った方がいい」
というアドバイスをいただきました。
この言葉をきっかけに、それまで「ブラック醤油」と呼んでいたラーメンを、「山形ブラック醤油」として打ち出すようになります。
山形で生まれ、山形で育ってきたブラック醤油。
そのルーツを、名前にも込めることになりました。
そして現在、「山形あるまブラック醤油」へ
誕生から年月を重ねる中で、「山形ブラック醤油」という名称も少しずつ知られるようになりました。
そして現在、あるます〜ぷでは、そのオリジナリティとルーツをより明確にするため、
「山形あるまブラック醤油」
という名称へと進化させています。
2013年の創業当初から提供し続け、さまざまな声をいただきながら磨き続けてきた一杯。
「山形ブラック醤油」という文化の原点には、あるます〜ぷの歩みがあります。
まだ広く知られている歴史ではありません。
だからこそ、私たちはこれからも、その誕生の背景とともに「山形あるまブラック醤油」の味を大切に伝えていきたいと考えています。
山形で生まれた、あるます〜ぷオリジナルのブラック醤油。
ぜひ、その歴史とともに一杯を味わってみてください。
